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2023.10.31
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「凛としながらも内に秘める柔らかさを表しているようで、しなやかという言葉がぴったりの生地だと思う。この生地を見たときに、重たく揺れる様子が美しい円形のスカートを作りたいとすぐに思った。スーフィーのようにくるくると踊る様子が目に浮かんだ」
humoresqueデザイナー 渡辺由夏
たて糸にシルクを密に配し、よこ糸にはオーストラリア產のウールを織り込んだテキスタイル。 手に取るまでは張りのある強い生地に見えながら、触れると思いのほか柔らかく、ふっくらしています。 ボリューム感のあるテキスタイルをふんだんに使い、ドレープが陰影豊かに生まれるコートやブラウス、スカートをつくりました。
生地は、山形・米沢にある、シルクを専門とする機屋(機織工場)の嵐田さんから。 150デニールという太さふっくらのシルクを、1cmに70本以上という密度でたて糸にして織るのは大変難しく、織るのにリスクのある手法だと言います。 織り上げればほどよい弾力とふくらみが現れる。 「創作意欲が湧き、挑戦するような気持ちでつくった」という生地のつくり手から受け取り、ファニーな表情のパンツやサーキュラースカート、ボリュームコートに仕立てています。
「スーフィー」というのは、イスラムの神秘主義哲学の周辺、舞踊や寓話などの表現まで含む言葉。 スカート様の衣装で舞う男性たちを収めた写真が特徴的で、そこをきっかけに知る人も多いようです。 デザイナーの渡辺由夏が生地に触れた瞬間から想像を膨らませ、小さな心の映画館に映し出された景色をかたちにします。
23-24AW new rootsより
Photo : Keiichiro Muraguchi
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